トッテナム・ホットスパーは13日、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロがキャプテンに就任したことを発表した。
 
 クラブを41年ぶり3度目のヨーロッパリーグ(EL)制覇に導いたアンジェ・ポステコグルー前監督と決別し、ブレントフォードで名声を上げたトーマス・フランク監督を今夏に招へいしたトッテナム・ホットスパー。
昨シーズンまで腕章を巻いていた韓国代表FWソン・フンミン(現:ロサンゼルスFC)が退団した中、“新生スパーズ”のキャプテンは闘志溢れる“守備の要”ロメロに決定した。

 現在27歳のロメロはジェノアやユヴェントス、アタランタを経て2021年夏にトッテナム・ホットスパーへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍に移行。初年度からセンターバック(CB)の主軸として活躍しており、ここまで公式戦通算124試合出場7ゴール3アシストという成績を残している。

 フランク監督はロメロを新たなキャプテンに任命した背景について次のように語っている。

「クティ・ロメロと良い話し合いができた。彼がキャプテンに就任することになった。彼はとても喜んでいたし、誇らしいと思っているだろう。この素晴らしいクラブをピッチ上で率いることは、UEFAスーパーカップだけでなく、シーズンを通して大きな意味を持つはずだ。彼には必要な資質がすべて備わっていると思う。ピッチ上での振る舞いからチームを率い、あらゆる面で前進させてくれる。そして、ピッチ外でも常にチームを鼓舞しているんだ」

 さらに、「もちろん、キャプテンを務めるのは一人だけだが、できるだけ多くのリーダー、つまりチームを支えるために4人か5人のリーダーグループを置きたいと考えている。私自身も一人ですべてをこなすことはできず、素晴らしいコーチングスタッフの力が必要だ。
評価の時間を確保するため、移籍市場の終了後に決定する」と言葉を続け、ロメロとともにチームを牽引するリーダーグループを移籍市場の閉幕後に任命することを明かした。


【動画】トッテナムの新キャプテンはロメロ!


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