マンチェスター・シティがモナコに所属するフランス人FWマグネス・アクリウシェに関心を寄せているようだ。13日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 今夏の移籍市場でオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやフランス代表FWラヤン・シェルキら即戦力を獲得したマンチェスター・シティだが、イングランド代表FWジャック・グリーリッシュが買い取りオプション付きレンタルでエヴァートンへ加入し、ブラジル代表FWサヴィーニョとU-21イングランド代表MFジェームズ・マカティーにも退団の可能性が浮上。こうしたことから、現在はアタッカーの補強を検討している。

 マンチェスター・シティは今夏の移籍が囁かれているブラジル代表FWロドリゴに関心を寄せているが、レアル・マドリードは移籍金として1億ユーロ(約172億円)を要求している模様。報道によると、依然としてロドリゴは主要なターゲットではあるものの、より安価なオプションとしてアクリウシェもリストアップしているようだ。同選手に対してはレヴァークーゼンやインテルも興味を示しており、今夏の去就には注目が集まっている。

 現在23歳のアクリウシェはモナコの下部組織出身で、2021-22シーズンにトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算96試合出場16ゴール17アシストという成績を残しており、近年は右ウイング(WG)を主戦場に日本代表FW南野拓実らとともに攻撃を牽引。世代別のフランス代表にも名を連ねており、昨年夏のパリ・オリンピックにも出場した。

 なお、マンチェスター・シティがアタッカーの補強に乗り出すのは、サヴィーニョのトッテナム・ホットスパー移籍が実現した場合に限るとの見方が強い。
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