パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、UEFAスーパーカップ初制覇の心境を語った。13日、フランスメディア『フット・メルカート』がコメントを伝えている。


 UEFAスーパーカップが13日に行われ、PSGはトッテナム・ホットスパーと対戦。前シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)王者が激突した一戦は、39分にミッキー・ファン・デ・フェンのゴールでトッテナム・ホットスパーが先制する。しかし、後半開始直後にも追加点を許したPSGだったが、85分にイ・ガンインのミドルシュートで反撃。後半アディショナルタイムにはゴンサロ・ラモスが劇的な同点弾を挙げ、PK戦の末にトッテナム・ホットスパーを下して今季初タイトルを獲得した。

 試合を振り返ったエンリケ監督は、「この試合について話すのは難しい。準備期間はわずか6~7日しかなかった」と決勝まで進んだFIFAクラブワールドカップ2025による影響を強調。「このトロフィーを獲得し、それをサポーターに届けられて嬉しい。彼らはいつも私たちを支えてくれている」とファンへの感謝を述べつつ、「トッテナムは非常に良い試合をしたと思うし、彼らの方が私たちよりも強く、準備も整っていたが、私たちは最後まで戦い抜くことができた」とゲーム内容を回想した。

 また、「この結果が正しかったかは分からない。でも、それがフットボールだ」と力強くコメント。その一方、「サポーターのために喜んでいるんだ。私たちはもっと改善しなければならない。
選手たちには常にもっと多くを期待している」とさらなる向上を促している。

【動画】PSG、UEFAスーパー杯初制覇の瞬間!




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