UEFAスーパーカップが13日に行われ、トッテナム・ホットスパーはパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。前シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)王者が激突した一戦は、39分にミッキー・ファン・デ・フェンのゴールでトッテナム・ホットスパーが先制し、後半開始直後にもクリスティアン・ロメロが追加点をマークする。しかし、85分にイ・ガンインのミドルシュートで反撃を許すと、後半アディショナルタイムにはゴンサロ・ラモスから劇的な同点弾ゴールを被弾。2-2で突入したPK戦の末にPSGから敗れ、今季初タイトルを逃した。
試合後のインタビューに応じたトーマス・フランク監督は、「私たちは現時点でおそらく世界最高のチームのひとつ、もしかすると世界一かもしれないチームを相手に、とても良い試合をしたと思う」と手応えを口に。「80分過ぎに2-1のゴールを決められるまでは、まさに我々が狙った通りの展開に持ち込んでいた。もちろん、そこからは少し流れが変わってしまった」と反省を述べつつ、「チームも選手もクラブもファンも、多くのことを誇りに思える試合だった。正直、PK戦は運次第の部分がある」とCL王者との激闘に一定の評価を下している。
また、2得点につながったセットプレーについては、「非常に重要だ。どのチームにとっても武器になるべきだと私は思う。私たちも間違いなくそこに重点を置く。重要な分野だと考えているからだ」とコメント。
さらに、3日後に迫ったプレミアリーグ開幕戦についても言及。「非常に重要だ。どのチームにとっても武器になるべきだと私は思う。私たちも間違いなくそこに言及。「日程はタイトだ。この後24時間は失望感が残るだろうし、それは明日の朝も残っているかもしれない」と敗戦のショックに理解を示した一方、「でも、明日の午後には切り替えて、金曜日にはもっと準備が整うだろう。そして土曜日には勢いよく飛び出していく」とバーンリーとの対戦に決意を燃やしている。
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