現在21歳のシェルキは7歳の頃にリヨンの下部組織に加入すると、2019年10月に16歳でトップチームデビューを果たし、2020年1月にはリヨン史上最年少得点者となった。
6月10日にはマンチェスター・シティへの完全移籍が決定。2030年6月30日までとなる5年契約を締結しており、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金3600万ユーロ(約62億円)に600万ユーロ(約10億円)の追加オプションが付随する契約で加入したと報じられていた。
そんなシェルキはFIFAクラブワールドカップ2025でマンチェスター・シティでの公式戦デビューを飾っており、全4試合のピッチに立って1ゴールを記録。同大会では背番号「29」を着用していたが、2025-26シーズンの公式戦より背番号が「10」に変更となる。
マンチェスター・シティの背番号「10」はこれまで、元ブラジル代表FWロビーニョ氏、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(現:フィオレンティーナ)、そしてクラブ史上最多となる公式戦通算260ゴールを記録した元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏らが着用。2021-22シーズンからはイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが背負っていたが、今月12日にはエヴァートンへの買い取りオプション付きレンタル移籍が発表。同選手の退団により、“エースナンバー”が空位となったことで、シェルキが受け継ぐこととなった。
【動画】シェルキの10番がお披露目