マンチェスター・シティは14日、2025-26シーズンよりフランス代表FWラヤン・シェルキが背番号「10」を着用することを発表した。

 現在21歳のシェルキは7歳の頃にリヨンの下部組織に加入すると、2019年10月に16歳でトップチームデビューを果たし、2020年1月にはリヨン史上最年少得点者となった。
2024-25シーズンは公式戦44試合出場で12ゴール20アシストを記録するなど、トップチームでは6シーズンで185試合出場29ゴール45アシストという成績を残した。

 6月10日にはマンチェスター・シティへの完全移籍が決定。2030年6月30日までとなる5年契約を締結しており、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金3600万ユーロ(約62億円)に600万ユーロ(約10億円)の追加オプションが付随する契約で加入したと報じられていた。

 そんなシェルキはFIFAクラブワールドカップ2025でマンチェスター・シティでの公式戦デビューを飾っており、全4試合のピッチに立って1ゴールを記録。同大会では背番号「29」を着用していたが、2025-26シーズンの公式戦より背番号が「10」に変更となる。

 マンチェスター・シティの背番号「10」はこれまで、元ブラジル代表FWロビーニョ氏、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(現:フィオレンティーナ)、そしてクラブ史上最多となる公式戦通算260ゴールを記録した元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏らが着用。2021-22シーズンからはイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが背負っていたが、今月12日にはエヴァートンへの買い取りオプション付きレンタル移籍が発表。同選手の退団により、“エースナンバー”が空位となったことで、シェルキが受け継ぐこととなった。


【動画】シェルキの10番がお披露目



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