横浜F・マリノスは15日、慶應義塾大学の体育会ソッカー部(サッカー部)に所属するMF田中雄大について、2026シーズンより同クラブに加入することが内定したと発表した。同時に、2025シーズンのJFA・Jリーグ特別指定選手として認定もされており、同選手は今季より、横浜FMの公式戦出場が可能となる。


 田中は2002年10月11日生まれの現在22歳。小学生の頃から、名門の街クラブとして知られる三菱養和SCに所属しており、同クラブの調布ジュニア、調布ジュニアユース、ユースと歩を進めた。1年間の浪人期間を三菱養和SC社会人で過ごし、一般受験で慶應義塾大への切符を掴み取ると、4年次の今季はソッカー部の主将に就任。キャプテンマークを巻き、中盤の底でチームを支えてきた。

 加入内定が決まり、田中は横浜FMを通してコメントを発表。周囲への感謝とともに、プロサッカー選手として一歩を踏み出す際の心境を明かした。

「このたび、2026シーズンより横浜F・マリノスに加入することになりました、慶應義塾大学の田中雄大です。横浜F・マリノスという歴史と伝統のあるすばらしいクラブでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできることを大変うれしく思います。これまで応援し続けてくれた家族や自分に関わってくださったすべての方々の支えのおかげでここまで来ることができました。この場をお借りして感謝申し上げます」

「お世話になった方々から受けた恩を少しでもお返ししていけるよう、プロサッカー選手としての自覚と責任を持ち、謙虚に、そして愚直に精進していきたいと思います。ファン・サポーターの皆さま、一人のプロサッカー選手として、また一人の漢としてより一層の磨きをかけ、一日でも早く日産スタジアムで熱くクールに闘う姿をお見せしたいと思っています。応援をどうぞよろしくお願いします」


【ハイライト動画】横浜FM、中断明け初陣は東京Vに黒星



編集部おすすめ