明治安田J1リーグの名古屋グランパスは15日、コルトレイクからDF藤井陽也を完全移籍で獲得したことを発表した。

 2000年12月26日生まれの藤井は現在24歳。
小学生時代に名古屋グランパスのスクールに加入すると、以降は名古屋一筋で成長を遂げ、2種登録選手だった2018シーズンのJリーグYBCルヴァンカップでトップチームデビューを果たした。以降は6年間で公式戦107試合出場5ゴールを記録し、2024年1月には日本代表デビュー。同月よりジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のコルトレイクへ期限付き移籍し、半年後に完全移籍へと移行した。しかし、昨季のレギュラーシーズンを15位で終えたコルトレイクは、プレーオフの結果により2部降格が決定。藤井の去就に大きな注目が集まっていた。

 1年半ぶりの古巣復帰が決まった藤井は、クラブ公式サイトで以下の通りコメントを発表している。

「グランパスファミリーの皆さま、お久しぶりです。このたび完全移籍で加入することになりました。1年半前、大きな期待とエールをいただき海外でプレーする決断をしたのにも関わらず、このタイミングで日本に戻ってくるのは情けなく悔しい思いがあります。ですが、今は名古屋グランパスという自分にとって特別なクラブで再びプレーすることができる喜び、グランパスファミリーの皆さまに1つでも多くの勝利を届けたいという気持ちでいっぱいです。グランパスのために全力で戦います。よろしくお願いします」
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