リーグ王座奪還を目指すマンチェスター・シティは今夏の移籍市場で、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやフランス代表FWラヤン・シェルキ、アルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリ、イングランド代表GKジェームズ・トラッフォードらを獲得している。一方、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュがエヴァートンへのレンタル移籍が決定するなど、人員整理も進められている。
グアルディオラ監督は以前より、スカッドの縮小化を望む発言をしている。そして今回も「選手がたくさんいる。明日は2人がベンチ外となり、負傷者が戻ればその数は4、5人となる。これは理想的な状況ではない」とコメント。出場機会の減少により、不満が出ないチーム編成を重視している。
現在はブラジル代表GKエデルソン、同FWサヴィーニョに退団の噂が浮上。指揮官は「彼らを愛しているし、彼らもここにいることを好んでいるだろう」と語りつつも、「何よりも選手の希望が優先される。でも、その後(契約成立)はクラブ間の合意が必要だ。合意に至らなければ選手は残留することになる」と続け、選手の希望次第で退団を認める方針を示した。
またノッティンガム・フォレスト移籍が決定的となっているU-21 イングランド代表MFジェームズ・マカティーについては、「彼とともにいたい気持ちはあったが、チームには選手が多すぎるし、彼もプレータイムを欲しがっていたんだ」と話すと、「別の場所に行くことが彼の助けになると思うし、私も理解している」と語り、事実上のマンチェスター・シティ退団を認めている。