プレミアリーグ第1節が16日に行われ、トッテナム・ホットスパーとバーンリーが対戦した。

 トッテナムは昨シーズン、リーグ戦で大苦戦。
しかしUEFAヨーロッパリーグでは、マンチェスター・ユナイテッドに勝利し、タイトルを掲げた。今オフには川崎フロンターレから日本代表DF高井幸大を完全移籍で獲得し、注目を集めている。トーマス・フランク新監督の下、新生スパーズの躍進に期待がかかる。

 チャンピオンシップ(イングランド2部)から昇格を果たしたバーンリーは、2シーズンぶりのプレミアリーグ挑戦となる。昨シーズンはリーグ戦での失点数は「16」と堅守を誇った。目標のプレミアリーグ残留に向けて長いシーズンはアウェイマッチから始まる。

 高井は負傷の影響でメンバー外となった一戦は、立ち上がりからトッテナムがバーンリーを押し込む展開となる。すると開始10分、ブラジル代表FWリチャーリソンが先制弾を挙げる。右サイドからのモハメド・クドゥスのクロスにボレーシュートで合わせた。

 その後、試合は落ち着き始める。バーンリーもカウンターからチャンスを作るが、ミッキー・ファン・デ・フェンが持ち前の快足を生かし、バーンリーの攻撃を阻止。トッテナムのリードで前半が終了する。


 後半に入り、トッテナムが主導権を再び取り戻すと、リチャーリソンにチャンス。ブレナン・ジョンソンのクロスから2度シュートを放ったが、GKマルティン・ドゥブラフカが防いだ。対するバーンリーは、ハンニバル・メイブリがペナルティエリアに侵入するも、シュートを打てず。

 すると、再びリチャーリソンがゴールを決める。先制点同様にクドゥスのクロスにアクロバティックなボレーシュートを叩き込み、スコアを2-0とする。さらにトッテナムは66分に追加点。パぺ・マタ・サールのスルーパスにB・ジョンソンが抜け出すと、冷静にゴールに流し込んだ。

 その後スコアは動かず、トッテナムが3-0で勝利。開幕節を白星で飾った。トッテナムは次戦、23日にアウェイでマンチェスター・シティと対戦。バーンリーはホームにサンダーランドを迎え、昇格チーム同士の試合を控える。

【スコア】
トッテナム・ホットスパー 3-0 バーンリー

【得点者】
1-0 10分 リチャーリソン(トッテナム)
2-0 60分 リチャーリソン(トッテナム)
3-0 66分 ブレナン・ジョンソン(トッテナム)


【動画】リチャーリソンの圧巻ボレー!



編集部おすすめ