現在31歳のエデルソンは、リオ・アヴェやベンフィカなどでのプレーを経て、2017年夏にマンチェスター・シティに完全移籍で加入。守護神としてここまで公式戦通算372試合に出場し、プレミアリーグ4連覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、多くのタイトル獲得に貢献している。
現行契約は2026年6月まで残っているが、今夏の去就は不透明とされている。そして現在はトルコのガラタサライが同選手獲得に向けて移籍金1000万ユーロ(約17億円)の正式オファーを提示し、すでに個人合意に至っているとも伝えられている。
そしてプレッテンベルク記者は、現在の状況について「ガラタサライとマンチェスター・シティ間での交渉は順調に進展している」と報道。マンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督も15日、「選手の希望が優先される。そしてその後、クラブ間の合意が必要となる」と発言しており、両クラブ間の交渉がこのまま進めば、エデルソンの退団が現実味を帯びてくることになる。
マンチェスター・シティは今夏、バーンリーからイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードをすでに獲得しているものの、パリ・サンジェルマン(PSG)退団が確実となっているイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ獲得に向けて動き出している模様。同記者は「マンチェスター・シティとドンナルンマは、ほぼ個人合意達している」と伝えている。
また、ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏も「エデルソンが退団した場合、ドンナルンマが有力なターゲットとなる。PSGは4000万ポンド(約79億円)を要求しているが、市場の閉幕が近づくにつれPSGの要求額は下がるだろう」との見解を示した。