ラ・リーガ開幕戦で今季初ゴールを挙げた日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)に、スペイン紙『アス』から高評価が与えられている。

 ラ・リーガ開幕節が16日に行われ、レアル・ソシエダは敵地でバレンシアと対戦した。
試合は57分にディエゴ・ロペスの得点でバレンシアが先制に成功。リードを許したレアル・ソシエダだったが、直後の60分に久保が結果を残す。ボックス正面にポジションを取った久保にブライス・メンデスからパスが渡ると、左足に持ち替えて力強く一振り。低く抑えた強烈なミドルシュートはネットに突き刺さり、貴重な同点弾を挙げた。その後、久保は80分に交代でピッチを退き、試合は1-1で終了。互いに1ポイントずつを分け合った。

 セルヒオ・フランシスコ新監督の下で臨んだリーグ開幕戦で、さっそく存在感を放った久保。『アス』は、「今季のレアル・ソシエダ初ゴールは彼のものだった。試合内容自体はあまり良くなかったが、今季はゴールとアシストを増やすと約束しており、その第1号をすでにエリア外からの鋭いシュートで決めた」と分析しつつ、「守備面でももっと貢献する必要がある。ただ、調子が万全でない日でも依然として違いを生み出せる存在だ」とパフォーマンスを高く評価した。

 大きな期待が集まるなか、久保は在籍4年目のシーズンで快調なスタートを切った。次節は24日に行われ、レアル・ソシエダはホームでエスパニョールと対戦する。


【動画】久保建英が豪快ミドルでリーグ開幕弾!




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