マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ブラジル代表GKエデルソンの動向に言及した。16日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。


 現在32歳のエデルソンはポルトガルのリオ・アヴェやベンフィカなどを経て2017年夏にマンチェスター・シティに加入した。ここまで公式戦通算372試合に出場し、プレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝などに大きく貢献。ゴールを守るだけでなく、足元の技術にも定評があり、すでにGKとしてはプレミアリーグ史上最多のアシスト数を記録しているほか、2024-25シーズンはプレミアリーグで4アシストを記録したことも話題を呼んだ。

 そんなエデルソンの現行契約は2026年6月30日までと残り1年となっているなか、ガラタサライから関心が寄せられており、すでに個人合意に至っているとされている同選手自身も移籍に前向きな姿勢を示していることが報じられている。

 そうした状況で迎えた16日に行われたプレミアリーグ第1節のウルヴァーハンプトン戦(○4-0)だったが、エデルソンはこの試合ベンチ外となった。その理由についてグアルディオラ監督は「昨日、彼は胃の調子が悪く、嘔吐し、体調が悪かった。医師がマンチェスターに留まるよう判断した」と説明していたが、試合終了後に改めて動向について聞かれると次のように語った。

「今日も情報はない。昨日、胃腸炎を患っているのを見たけど、それが唯一わかっていることだ。その後に(スポーツディレクターの)ウーゴ(・ヴィアナ)やクラブと話をしていないので、何もわからない」

「私には常に自分の考え方がある。選手が移籍を望むなら、移籍しなければならない。ただし、クラブの条件に従う必要がある。
なぜなら、私たちはもし選手を獲得したければ、クラブにその条件を支払うからだ」

「それでも、最終的な決定や、契約の締結方法などは100パーセントクラブの管轄であり、私にはない。だから、今後2週間で何が起きるかはわからない」


【ハイライト動画】ウルヴァーハンプトンvsマンチェスター・シティ

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