通算5度のDFBポカール優勝を経験しているフランクフルトは、フライブルクから加入したMF堂安律が先発出場し、新天地での公式戦デビューを果たした。
試合は、フランクフルトが立ち上がりからゴールに迫っていく。堂安は右サイドにポジションを取り、ドリブルやクロスでチャンスを演出しながら、自らシュートを試みて得点を狙う。
スコアが動いたのは44分だった。右サイドからのクロスをジャン・マテオ・バホヤがトラップしてそのままシュート。1度はGKにセーブされたが、こぼれ球をバホヤが押し込み、フランクフルトに先制点をもたらした。
そして直後の45分、堂安が移籍後初となるゴールを決めた。ジャン・ウズンがボックス内にフライパスを送ると、堂安が右足で巧みにボールをコントロールし、最後は左足でゴールに流し込んだ。
さらに54分にも堂安が得点してみせた。ヒューゴ・ラーションからのパスを堂安がボックス内で受け、細かなタッチでシュートコースを作り、左足で鮮やかにゴールファーサイドのネットを揺らした。
その後、エリー・ワイとパクステン・アーロンソンがそれぞれ得点を記録。フランクフルトが5-0で勝利し、DFBポカール2回戦に進出した。なお、堂安は80分までプレーした。
次戦、フランクフルトは23日にホームでブレーメンとのブンデスリーガ開幕節(第1節)を戦う。
【スコア】
エンガース 0-5 フランクフルト
【得点者】
0-1 44分 ジャン・マテオ・バホヤ(フランクフルト)
0-2 45分 堂安律(フランクフルト)
0-3 54分 堂安律(フランクフルト)
0-4 89分 エリー・ワイ(フランクフルト)
0-5 90+1分 パクステン・アーロンソン(フランクフルト)
【ハイライト】堂安律がデビュー戦で2ゴール! vsエンガース