レアル・ソシエダでの4年目が始まった久保建英。
試合は1-1のドローに終わったものの、久保はレアル・ソシエダ加入後3度目となる開幕節でのゴールに。この事実を取り上げたスペイン紙『アス』は、「ラ・リーガの開幕戦はクボの舞台」と題しつつ、「タケ・クボは第1節での得点のスペシャリストと言える」とも称賛。加入1年目の2022-23シーズンはカディス相手に、翌2023-24シーズンはジローナ相手に、レアル・ソシエダにおけるそのシーズンの最初の得点者になっていることも振り返った。なお、2024-25シーズンは、MFマルティン・スビメンディ(現:アーセナル)が第1号だった。
また、敵地『メスタージャ』に乗り込んだこの一戦を引き分けたことで、久保がゴールを決めた試合ではレアル・ソシエダが負けない、という“無敗神話”が『21』に伸びた。『アス』によると、ここまでの戦績は19勝2分であり、この記録はチキ・ベギリスタイン氏の18勝3分を上回っていると指摘している。
今夏にスビメンディまでもが退団したことで、アルグアシル政権下を象徴するメンバーの大半が離散したレアル・ソシエダ。それでも、主将FWミケル・オヤルサバルに加え、MFベニャト・トゥリエンテスやFWアンデル・バレネチェア、さらにMFホン・ゴロチャテギ(ケガで離脱中)らといったスビエタ育ちのカンテラーノと、そんな彼らをよく知るセルヒオ・フランシスコ監督が作り出すチームにおいて、久保という存在はどのような化学反応をもたらすのかが、非常に楽しみだ。そんな“新生チュリウルディン”の次戦は、24日のエスパニョール戦となる。
【ハイライト】ソシエダ加入後3度目の開幕弾となった久保建英