レアル・ソシエダは18日、同クラブに所属する日本代表MF久保建英が、ラ・リーガ開幕戦のMVPに選ばれたことを発表した。

 レアル・ソシエダは16日、ラ・リーガの開幕戦でバレンシアの本拠地『エスタディオ・メスタージャ』に乗り込んだ。
試合は後半へ折り返した57分に均衡が破れる。レアル・ソシエダのビルドアップの乱れからバレンシアが攻撃へ移ると、スペイン人FWダニ・ババからの浮き球パスをU-21同代表FWディエゴ・ロペスが押し込み、ホームチームが先手を取る。それでも、直後の60分には久保が躍動。敵陣のスペースを持ち運んだ同MFブライス・メンデスが横へ流すと、パスを受けた久保は、ペナルティエリア手前から左足一閃。狙い澄ましたミドルシュートを叩き込み、レアル・ソシエダが試合を振り出しに戻した。試合はこのままタイムアップを迎え、レアル・ソシエダは開幕戦をドローで終えていた。

 同試合の2日後、レアル・ソシエダは開幕戦のMVPを発表。レアル・ソシエダ加入1年目だった2022-23シーズンのカディス戦(○1-0)、翌シーズンのジローナ戦(△1-1)に続き、3度目の“開幕弾”を決めた久保が、MVPに輝いた。なお、試合後にラ・リーガより発表されるMVPには、バレンシア所属のスペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤが選ばれている。

 初勝利を目指すレアル・ソシエダは24日、本拠地『レアレ・アレーナ』に、開幕戦でアトレティコ・マドリードを2-1で破ったエスパニョールを迎える。


【ハイライト動画】久保建英、ソシエダで3度目の“開幕弾”



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