プレミアリーグの覇権奪還に向けて今夏の移籍市場でオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやフランス代表FWラヤン・シェルキら即戦力を獲得したマンチェスター・シティ。一方、イングランド代表FWジャック・グリーリッシュはエヴァートン、U-21イングランド代表MFジェームズ・マカティーはノッティンガム・フォレストへ移籍し、ブラジル代表GKエデルソンや同FWサヴィーニョの退団も囁かれている。
そんな中、最終ラインを支えるアカンジも今夏に新天地を求める可能性があるようだ。ロマーノ氏によると、スュペル・リグ(トルコ国内リーグ)で歴代最多25度の優勝を誇るガラタサライがセンターバック(CB)の獲得候補として動向を注視しており、マンチェスター・シティへのアプローチを開始したとのこと。すでに代理人との交渉にも臨んでいるようだが、去就の判断はアカンジ本人に委ねられているという。
現在30歳のアカンジは母国の名門バーゼルを経て、2018年1月にドルトムントへ完全移籍加入。2022年夏にマンチェスター・シティへ活躍の場を移すと、本職とするCBだけでなく右サイドバック(SB)でもプレーし、ここまで公式戦通算136試合出場5ゴール3アシストという成績を残している。現地時間16日に行われたプレミアリーグ開幕節ではベンチに入ったものの、出番は与えられなかった。
なお、ガラタサライはマンチェスター・シティからエデルソンの獲得も画策中。現在も移籍金額をめぐってクラブ間交渉が続いているが、選手本人は移籍を希望しているようだ。