レヴァークーゼンは、マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリをレンタル移籍で獲得することで合意に達したようだ。19日、ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者が報じている。


 現在19歳のエチェベリは、2024年1月にマンチェスター・シティへの完全移籍が発表。2024年はリーベル・プレートにレンタル移籍で残留し、2025年2月にマンチェスター・シティに合流した。昨シーズンはFIFAクラブワールドカップ2025を含み、公式戦3試合の出場にとどまった。

 すでにアルゼンチン代表デビューも飾っているエチェベリだが、マンチェスター・シティの豪華な布陣を前に出場機会を得られていないことから、今夏のレンタル移籍の可能性が浮上。先週末にはドルトムントが買い取りオプション付きのレンタル移籍で正式オファーを提示したことが報じられていた。

 そんななか、一転してレヴァークーゼンがエチェベリ獲得の“ハイジャック”に成功した模様。プレッテンベルク記者は「マンチェスター・シティとレヴァークーゼンの間で完全に合意した」と報道。さらに「1年間のレンタル移籍で買い取りオプションは付帯しない」と続け、「近日中にメディカルチェックが実施される」と伝えている。

 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「給与の全額をレヴァークーゼンが負担する」とも報じており、マンチェスター・シティにより有利な条件を提示したレヴァークーゼンがエチェベリを射止めたようだ。
編集部おすすめ