レアル・ソシエダは今夏の移籍市場で、クロアチア代表DFドゥイェ・チャレタ・ツァルと元ポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスを完全移籍で獲得。
さたに今夏はスペイン代表MFマルティン・スビメンディがアーセナルへ移籍したため、『アス』によると、現在はさらなる主力選手の移籍を防ぐことがクラブの最優先事項となっているという。その筆頭候補が久保だが、同選手に対してはアトレティコ・マドリードとトッテナムが強い関心を示していることが明らかにされている。
アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は久保を高く評価しているが、6000万ユーロ(約103億円)の契約解除金が大きな障壁となっているという。右ウイングの補強を目指すアトレティコ・マドリードは、ユヴェントスのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスも獲得候補に挙げているようだが、いずれにせよ補強には選手売却が前提となる状況だ。
また、今夏に日本代表DF高井幸大を迎え入れたトッテナムも久保に関心を示しており、久保自身もトッテナムのプロジェクトに興味を示している模様。金銭面での問題はないとされるが、トッテナムは他の選択肢も考慮しているという。さらにパリ・サンジェルマン(PSG)も、韓国代表MFイ・ガンインの退団に備え、久保の獲得を狙う可能性があるとも報じられている。