発表によると、ウルヴァーハンプトンはチャチュアと2030年6月30日までとなる5年契約を締結。
現在23歳のチャチュアはベルギーのシャルルロワの下部組織出身で、2021年7月にトップチームデビューを果たし、2023年8月にヴェローナに期限付き移籍となった後、2024年夏に完全移籍となった。昨季は両サイドのウィングバックやサイドバックとして起用され、セリエAで36試合に出場し、2ゴール3アシストを記録した。
なお、『BBC』やクラブ公式サイトによると、チャチュアは昨シーズンの平均最高速度で「34.88 kmph(キロメートル毎時)」を記録し、セリエA最速選手に選出されていたほか、最高速度は「36.3kmph」を記録。プレミアリーグでの「37.38 kmph」という最速記録を持つオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム・ホットスパー)は、昨季同リーグの最高速度となる「37.1 kmph」を記録しており、チャチュアはこれに迫るスピードが特徴の選手であることが明らかになっている。
移籍が決定したチャチュアはウルヴァーハンプトンのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「気分は最高だ。ここに来られて幸せでワクワクしている。監督とは少し話をしたけど、これからもっと詳しく話をしていく。プレミアリーグは僕の夢の一つであり、人生で成し遂げたい一歩だった。そして、クラブの歴史、スタジアム、ファンの存在が僕を納得させたものだった」