現在21歳の名願は、ガンバ大阪ジュニアユースや履正社高校を経て、2023年に川崎Fに加入。1シーズン同クラブで過ごした後、2024年に仙台に育成型期限付き移籍を果たすと、同年12月に育成型期限付き移籍期間の延長が発表されていた。今シーズンはここまで2025明治安田J2リーグで13試合出場1得点、2025JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会で1試合出場を記録していた。
復帰が決定した名願は川崎Fのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ベガルタ仙台から川崎フロンターレに戻ることになりました。またフロンターレのエンブレムをつけてサッカーができることを本当にうれしく思います。成長した姿を少しでも早くピッチで見せられるように、日々精進していきたいと思います。応援よろしくお願いします」
また、約1年半在籍していた仙台のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「まず、チームが苦しいときにこのような移籍の決断をしたことを申し訳なく思います。自分がどれだけ仙台の力になれたかと聞かれれば、正直なにも残せなかったと思います。自分の力不足なことが多く、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、仙台にきて、すばらしいチームメイト、スタッフ、ファン、サポーターと共に戦えたこと、出会えたことは本当に大きな財産です。
「ファンサービスの時に名願選手のドリブルが大好きですと言ってもらえることがうれしかったし、サッカーをしてて良かったと思えました。全部を書こうとすると書ききれないので、最後になりますが、この決断が正しかったと言ってもらえるような活躍を見せることが、自分ができる1番の恩返しだと思うので、そのために努力して、また応援してもらえるような選手になれるようにがんばります。約1年半本当にありがとうございました! 僕は仙台というクラブ、街が本当に大好きです」