ノッティンガム・フォレストがユヴェントスに所属するブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得に迫っているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。


 報道によると、依然として評価額には開きがあるものの、ノッティンガム・フォレストとユヴェントスのクラブ間交渉は大きく進展しているとのこと。D・ルイスもプレミアリーグへの復帰を希望している模様で、今後数時間以内に最終的な合意に達する可能性があるという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともにノッティンガム・フォレストのD・ルイス獲得に向けた手続きはほぼ完了したと指摘。メディカルチェック受診のための渡航許可に先立ち、現在はクラブ間で契約の詳細部分に関する調整を進めているようだ。

 現在27歳のD・ルイスは母国のヴァスコ・ダ・ガマでプロデビューを飾り、マンチェスター・シティやジローナを経て、2019年夏からはアストン・ヴィラでプレー。5年間に渡って中盤の主軸として活躍すると、昨年夏にはユヴェントスへ完全移籍で加入した。昨シーズンは公式戦27試合に出場したものの、負傷の影響もあって定位置確保には至らず、セリエAでの先発起用はわずか3試合に留まった。

 不本意な加入初年度を過ごしたD・ルイスは、今夏のプレシーズン初日のトレーニングを無断欠席。懲戒処分の可能性も報じられるなどユヴェントスとの関係性が悪化し、退団が既定路線と見られている。
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