横浜F・マリノスは20日、ジュビロ磐田からMFジョルディ・クルークスが完全移籍加入することを発表した。背番号は「37」に決定している。


 クルークスは1994年1月15日生まれの現在31歳。母国ベルギーのヘンクでプロデビューを飾ると、ルーヴェンを経てオランダのクラブを渡り歩き、2021年1月にアビスパ福岡へ加入した。その後はセレッソ大阪でもプレーし、昨年からはジュビロ磐田に在籍。今シーズンは明治安田J2リーグで26試合出場3ゴール9アシスト、天皇杯で3試合出場という成績を残している。

 2025明治安田J1リーグで18位に低迷する横浜FMは、今夏に角田涼太朗やディーン・デイビッド、谷村海那、ユーリ・アラウージョらを補強。オナイウ情滋の加入と日を同じくして、日本で公式戦通算162試合に出場し19ゴールを挙げているクルークスの獲得も発表した。

 クルークスは横浜FM加入に際し、「このたび、横浜F・マリノスの一員として新たなチャプターをスタートできることを大変うれしく思います。伝統と誇りを持つこの特別なクラブに加われることを光栄に感じており、ピッチ内外で全力を尽くします。ファン・サポーターの皆さまと共にすばらしい瞬間を築けることを楽しみにしております」と意気込みを示している。

 また、退団する磐田のクラブ公式サイト上では次のようなコメントを発表した。

「ジュビロ磐田に関わる全ての皆さんへ去年の夏に磐田に来てから、短い時間だったけど、ここで過ごした日々は一生忘れません。クラブ、仲間、そして皆さんはまるで家族のように感じられ、本当に温かい居場所になりました」

「正直に言うと、今回の移籍は簡単な決断ではなく、タイミングもとても難しかったです。
それでも、このエンブレムを胸に戦えたことは誇りであり、心から感謝しています。ジュビロが再びJ1に戻る日を信じています。これからもずっと応援しています。ジョルディ」
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