報道によると、ハヴァーツはひざの負傷により現地時間20日水曜日に本拠地『エミレーツ・スタジアム』で行われた公開トレーニングを欠席したとのこと。負傷の程度や全治期間などについては明らかになっておらず、アーセナルは今後さらなる検査を行った上で状態を評価する予定だという。ハヴァーツはハムストリングの負傷によって今年2月から長期離脱を余儀なくされ、昨シーズン終盤に戦列復帰したばかりだった。
アーセナルではブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスも左ひざ前十字じん帯損傷からの回復中で、現在起用可能なセンターフォワード(CF)は今夏に加入したスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュのみとなっている。ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールやスペイン代表MFミケル・メリーノもCFでのプレーが可能だが、ハヴァーツの手術や長期離脱の可能性を考慮し、アーセナルは前線の追加補強を積極的に検討している模様だ。
現在26歳のハヴァーツは2023年夏にチェルシーからアーセナルへ完全移籍で加入した。当初は適応に苦戦したものの、センターフォワード(CF)定着後はミケル・アルテタ監督率いるチームに欠かせぬ存在となり、ここまで公式戦通算88試合で29ゴール13アシストをマーク。今シーズンのプレミアリーグ開幕節ではベンチスタートとなったが、60分からギェケレシュとの交代でピッチに立っていた。
なお、アーセナルは今週末に控えるプレミアリーグ第2節で日本代表FW田中碧が所属するリーズと対戦。その後はリヴァプール、ノッティンガム・フォレスト、マンチェスター・シティ、ニューカッスルと難敵との試合が控えている。