2025明治安田J3リーグの栃木シティは21日、FC町田ゼルビアからFWバスケス・バイロンを期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 2000年5月16日生まれのバスケス・バイロンは現在25歳。
チリ出身ながら小学校3年生の時に両親の仕事で来日し、2016年に強豪校の青森山田高校へと進学した。当時日本フットボールリーグ(JFL)に所属していたいわきFCでプロキャリアをスタートし、以降はチリ1部リーグのウニベルシダ・カトリカ、東京ヴェルディでプレー。2023年7月に高校時代の恩師である黒田剛監督率いる町田へと完全移籍した。

 加入3年目の今季はリーグ戦での出場はなく、JリーグYBCルヴァンカップで1試合の出場にとどまっていたバスケス・バイロン。新天地となる栃木CはJ3初年度ながら現在2位につけており、J2昇格に向けて快進撃を続けている。

 栃木Cへの期限付き移籍が決まったバスケス・バイロンは、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントを発表した。

「FC町田ゼルビアから移籍してきましたバスケスバイロンです。昨年JFLから昇格して今もJ3の上位争いをしている真っ最中ですが、必ずJ3を優勝してJ2に昇格できるよう、自分の持っている力を全て捧げます。応援よろしくお願いします」
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