今回の発表によると、20日のトレーニングセッションにて「筋肉の痛み」を訴え、検査の結果、軽度の筋肉損傷と診断されたとのことだ。
またスペイン紙『マルカ』は、「すでに警鐘は鳴らされていた」とし、17日のラ・リーガ開幕節エスパニョール戦において、68分までプレーしたバエナが、交代後にベンチで大腿四頭筋に氷を当てていた姿が確認されていたと振り返った。
そして同紙は、10日間~15日間の離脱が予想されると指摘。23日の第2節エルチェ戦と30日の第3節アラベス戦を欠場するほか、来月上旬に控えるスペイン代表の活動にも、大事をとって参加しない見込みという。そのため、復帰戦は、昨シーズンまで在籍した“古巣”のビジャレアルと対戦する14日付近(開催日未定)の第4節となるようだ。
今夏も大型補強で充実のスカッドを完成させ、ラ・リーガ、そして悲願のチャンピオンズリーグ制覇に期待が高まるアトレティコ・マドリード。しかし、開幕節では逆転負けを喫した上、“新10番”が負傷離脱とスタートダッシュに暗雲が垂れ込めている。