2016年夏にマンチェスター・シティへ加入したギュンドアンは、ここまで公式戦通算358試合出場65ゴール47アシストという成績を残し、数多くのタイトル獲得に貢献。一昨年夏にはバルセロナへフリートランスファーで移籍したものの、わずか1年で復帰し、昨シーズンは公式戦54試合で5ゴール8アシストをマークした。
ギュンドアンの現行契約は2026年6月末までとなっており、すでに契約最終年に突入。契約満了が迫っていることや、今年10月で35歳を向ける年齢面から今夏の移籍市場での退団も囁かれている。現時点で他クラブとの具体的な交渉は行われていないが、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、ギュンドアンには依然として退団の可能性があり、移籍市場最終日まで動向を注視すべき選手であると指摘。現時点でも多くのトップクラブが獲得に興味を示しているようだ。
なお、ギュンドアンは現地時間16日に行われたプレミアリーグ開幕節のウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦でベンチに入ったものの、出場機会は与えられなかった。試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「人が多すぎる。ベンチにはネイサン(・アケ)やギュンドアンもいた」と前置きしつつ、次のようにスカッド縮小の可能性を示唆している。
「あらゆる大会で戦えるようにチームの層を厚くすることは良いと思うが、選手たちを家に残したくはない。それは健全なことではないし、競争のための良い雰囲気を作り出すことはできないだろう。昨シーズンからこの状況を認識していたが、現状は仕方ない。
今夏にイングランド代表FWジャック・グリーリッシュや同DFカイル・ウォーカー、U-21同MFジェームズ・マカティー、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネらが退団したマンチェスター・シティ。ギュンドアンも新天地を求めることになるのだろうか。