2022年冬に加入したトッテナム・ホットスパーで中心選手として活躍しているクルゼフスキ。昨シーズンも公式戦50試合で10ゴール11アシストをマークするなど躍動したが、5月に行われたクリスタル・パレス戦で負傷。右ヒザ蓋骨の手術を受け、現在に至るまで離脱が続いている。
韓国代表FWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)の退団やイングランド代表MFジェームズ・マディソンの右ひざ前十字じん帯断裂も重なり、アタッカーの層が薄い状態で2025-26シーズンの開幕を迎えたトッテナム・ホットスパー。今回の報道によると、未だクルゼフスキの戦列復帰の目処は立っておらず、年明け頃まで離脱が続く可能性が高いという。
トッテナム・ホットスパーは今夏の移籍市場でアタッカーの補強に動いており、バイエルンからレンタル加入していたU-21フランス代表FWマティス・テルの完全移籍移行を発表したほか、ウェストハムからガーナ代表FWモハメド・クドゥスを獲得。しかし、ノッティンガム・フォレスト所属のイングランド代表MFモーガン・ギブス・ホワイトの獲得に失敗し、一時加入が有力視されていたクリスタル・パレスの同MFエベレチ・エゼは“宿敵”アーセナルへの移籍が決定的となっている。
こうした難しい状況の中、トッテナム・ホットスパーは依然としてアタッカーの補強を画策している。報道によると、マンチェスター・シティに所属するブラジル代表FWサヴィーニョやモナコに所属するフランス人FWマグネス・アクリウシェ、サウサンプトンに所属するイングランド人FWタイラー・ディブリング、コモに所属するアルゼンチン代表MFニコ・パスらが獲得候補として浮上しているようだ。