マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、スペイン代表MFロドリの次節復帰を示唆した。22日、クラブの公式サイトが同指揮官のコメントを伝えている。


 ロドリは2024年9月に、右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負い、昨シーズンの大部分の欠場を余儀なくされた。シーズン終盤に復帰を果たし、FIFAクラブワールドカップ2025でも4試合に出場したが、ラウンド16のアル・ヒラル戦で再び負傷。グアルディオラ監督も「アル・ヒラル戦で大きなケガをしてしまった」と明かしていた。

 その後もコンディション調整が続き、8月9日に行われたパレルモとのプレシーズンマッチには帯同せず、2025-26シーズンのプレミアリーグ第1節ウルブスも欠場。ケガの状態も心配されていたが、23日に行われる第2節トッテナム戦で復帰する可能性があるようだ。

 グアルディオラ監督はイングランド代表MFフィル・フォーデンのコンディションにも触れ、「ロドリとフィル(フォーデン)は前の試合を欠場したが、それはトレーニング不足だったからだ。彼らはウルブス戦で90分プレーする準備はできていなかったが、明日の準備はできている」と説明し、両名の復帰を示唆した。

 そして指揮官は2024年のバロンドールに輝いたマンチェスター・シティの大黒柱の復活に期待を寄せており、「ロドリが安定したプレーをしてくれることを望んでいる。ただそれだけだ。彼のポテンシャルとクオリティには何の疑いもない。数カ月後に、新しい選手が(バロンドールを)受賞するだろうが、彼は依然として世界最高の選手なんだ」と話している。

 一方、グアルディオラ監督は、クロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオール、同MFマテオ・コヴァチッチ、ブラジル代表FWサヴィーニョのトッテナム戦欠場を明言した。

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