敵地で最下位アルビレックス新潟と対戦した鹿島アントラーズは、立ち上がりに鈴木優磨が先制点を挙げると、前半のうちに追いつかれてしまう。
ヴィッセル神戸はセレッソ大阪と1-1の痛み分けで首位浮上ならず。サンフレッチェ広島は守護神・大迫敬介の活躍もあり、東京ヴェルディに3-0で勝利した。
名古屋グランパスvs川崎フロンターレは、計7ゴールが生まれた壮絶な打ち合いとなった。川崎Fが伊藤達哉とエリソンのゴールで2点を先行したものの、名古屋も森壮一朗のJ1初得点などで前半のうちに追いつく。すると51分、名古屋はキャスパー・ユンカーが一発レッドカードによる退場で数的不利となってしまう。80分にエリソンの得点で川崎Fが勝ち越したが、名古屋がその直後に試合を振り出しに戻す。後半アディショナルタイム5分、勝利の女神が微笑んだのは川崎Fだった。伊藤もこの試合2ゴール目を挙げてアウェイチームが劇的に勝ち越し、川崎Fが4-3で勝利。名古屋は今季最多4万55人が訪れた『豊田スタジアム』の観客に勝利を届けることはできなかった。
ガンバ大阪も19位横浜FCとの打ち合いを制して3連敗に終止符を打った。
アビスパ福岡は終盤に退場者を出した清水エスパルスから得点を奪えず、スコアレスドローに終わった。ファジアーノ岡山は佐藤龍之介の1点を守り抜き、湘南ベルマーレを下して昇格後初の3連勝を達成。湘南はリーグ戦11試合未勝利となり、横浜FMにかわされて降格圏の18位に転落した。
今節の試合結果と暫定順位表は以下の通り。
■J1第27節
▼8月22日(金)
柏レイソル 4-2 浦和レッズ
▼8月23日(土)
アビスパ福岡 0-0 清水エスパルス
東京ヴェルディ 0-3 サンフレッチェ広島
アルビレックス新潟 1-2 鹿島アントラーズ
名古屋グランパス 3-4 川崎フロンターレ
ガンバ大阪 3-1 横浜FC
セレッソ大阪 1-1 ヴィッセル神戸
ファジアーノ岡山 1-0 湘南ベルマーレ
横浜F・マリノス 0-0 FC町田ゼルビア
▼8月24日(日)
19:00 FC東京 vs 京都サンガF.C.
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 鹿島(51/+14)
2位 町田(50/+16)
3位 柏(50/+13)
4位 神戸(50/+10)
5位 広島(49/+14)
6位 京都(48/+13)
7位 浦和(44/+8)
8位 川崎F(42/+10)
9位 岡山(39/+3)
10位 C大阪(38/+3)
11位 福岡(37/+1)
12位 G大阪(37/-6)
13位 清水(32/-5)
14位 東京V(31/-12)
15位 FC東京(30/-8)
16位 名古屋(28/-8)
17位 横浜FM(25/-8)
18位 湘南(25/-20)
19位 横浜FC(22/-18)
20位 新潟(20/-20)