ミッドウィークでサンフレッチェ広島との上位直接対決を制した神戸は、勝てば他会場の結果次第で首位に浮上できる一戦。
ビハインドで折り返した神戸は、ハーフタイムで2枚の交代カードを切って、大迫勇也とエリキを投入する。すると48分、その2人が即結果を出した。GK前川黛也が前線にロングボールを放り込み、大迫がルーズボールを回収。相手を引きつけてからその背後にスルーパスを通し、抜け出したエリキが相手GKとの一対一を制して流し込んだ。
同点とされる直前に田中駿汰の決定機逸があったC大阪は、66分にも中島元彦にチャンスが訪れたが、枠を捉えたヘディングシュートは相手GK前川に阻まれる。結局お互いに最後まで試合を決定づける1点は奪えず、勝ち点「1」ずつを分け合う痛み分けに終わった。神戸は今節での首位奪還とはならなかった。
次節、C大阪は31日にホームで広島と、神戸は30日にホームで横浜FMと対戦する。
【スコア】
セレッソ大阪 1-1 ヴィッセル神戸
【得点者】
1-0 35分 香川真司(C大阪)
1-1 48分 エリキ(神戸)
【ゴール動画】C大阪 vs 神戸