プレミア王座奪還を目指すマンチェスター・シティは、第1節ウルヴァーハンプトン(ウルブス)を敵地で4-0で退け、好スタートを切った。
今夏トッテナムに加入した日本代表DF高井幸大は第1節に続き招集外となった試合。試合最初のチャンスをつかんだのはマンチェスター・シティのオマル・マルムーシュ。トッテナムDFがロングボール処理を誤ったところを見逃さず、シュートまで持ち運ぶ。前半はマンチェスター・シティがトッテナムを押し込む展開が続いていたが、先制点はアウェイチームに。パぺ・マタル・サールのヘディングからの落としにリチャーリソンが背後に抜け出すと、最後にブレナン・ジョンソンが合わた。
さらに前半アディショナルタイム、トッテナムが追加点を挙げる。マンチェスター・シティのゴールキックを即座に奪うと、ジョアン・パリーニャがシュートを決め切り、2点リードを奪うことに成功する。反撃したいマンチェスター・シティは、右サイドからのクロスにアーリング・ハーランドがフリーでヘディングシュートを放つも枠を捉えることはできず。
マンチェスター・シティは敵陣深くでボール奪取し、ハーランドがシェルキにパスを試みも、呼吸は合わず追撃のゴールにはつながらない。対するトッテナムは攻撃を割り切り、前線のリチャーリソンをターゲットとしてロングボールを送り込んでいく。
ゴールを目指すマンチェスター・シティは、ジェレミー・ドク、ベルナルド・シウバ、フィル・フォーデンと攻撃的な選手を投入するも、トッテナムゴールを揺らすことはできない。そのまま試合は終了し、トッテナムが敵地で勝利。第1節バーンリー戦に続き、無失点で白星を挙げることになった。
マンチェスター・シティは次節、31日に三笘薫が所属するブライトンと対戦。トッテナムは30日にホームにボーンマスを迎え入れる。
【スコア】
マンチェスター・シティ 0-2 トッテナム
【得点者】
0-1 35分 ブレナン・ジョンソン(トッテナム)
0-2 45分+2分 ジョアン・パリーニャ(トッテナム)
【動画】トッテナム、B・ジョンソンの先制点