ブンデスリーガ開幕節が23日に行われ、フランクフルトとブレーメンが対戦した。

 昨シーズン、ブンデスリーガで3位フィニッシュを果たしたフランクフルトは今季のUEFAチャンピオンズ出場権を獲得。
今夏の移籍市場でエースのフランス人FWウーゴ・エキティケの退団があったものの、ドイツ代表FWヨナタン・ブルカルト、日本代表MF堂安律らを補強。ディノ・トップメラー監督3シーズン目は、U-20ドイツ代表GKミオ・バックハウス(長田澪)が所属するブレーメンとの試合で幕を開ける。

 DFBポカール1回戦に引き続き堂安がスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、22分にフランクフルトが先制。ジャン・ウズンが中央でボールを受けると、振り向きざまにミドルシュート。右足で放たれた強烈な一撃はGKミオ・バックハウスも触れることはできず、豪快にネットを揺らした。さらにフランクフルトは25分に追加点。敵陣で堂安がボール奪取すると、細かくパスをつなぎ中央へクロス。そこにジャン・マテオ・バホヤが合わせ、リードを広げる。

 後半に入り、47分にフランクフルトがリードを3点にすると、ブレーメンもその1分後にユスティン・エンジンマーが点を返し、スコアを3-1とする。しかしフランクフルトが70分に勝利を近づけるゴールを記録。途中出場のアンスガー・クナウフが左足でシュートを沈めた。

 そして堂安は、83分にナサニエル・ブラウンとの交代を告げられ、ベンチに下がる。
その後のスコアは動かず、4-1で終了。勝利を収めたフランクフルトは次節、30日に敵地でホッフェンハイムと対戦。ブレーメンはホームにレヴァークーゼンを迎え入れる。
 
【スコア】
フランクフルト 4-1 ブレーメン

【得点者】
1-0 22分 ジャン・ウズン(フランクフルト)
2-0 25分 ジャン・マテオ・バホヤ(フランクフルト)
3-0 47分 ジャン・マテオ・バホヤ(フランクフルト)
3-1 48分 ユスティン・エンジンマー(ブレーメン)
4-1 70分 アンスガー・クナウフ(フランクフルト)
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