ブンデスリーガ開幕節が23日に行われ、フライブルクとアウクスブルクが対戦した。

 今夏、日本代表MF堂安律がフランクフルトへ旅立つことになったが、ブレンビーから同代表MF鈴木唯人を迎え入れたフライブルク。
2025-26シーズンの第1節はアウクスブルクをホームに迎え入れる。

 日本代表MF鈴木がトップ下でスタメン出場を果たした一戦は、24分に鈴木が好機を演出。左サイドのポケットに侵入し、中央へグラウンダーのクロス。しかし、フリーのエレン・ディンクチが放ったシュートは枠を捉えることはできない。

 すると32分、アウェイのアウクスブルクが先制。ディミトリス・ヤヌリスが左足を振り抜くと、ルーカス・キュブラーに当たりシュートコースが変わる。これにGKノア・アトゥボルは逆をとられ、シュートはゴールに吸い込まれた。そして39分、鈴木にビッグチャンスが訪れる。ペナルティエリア内でフリーでボールを受けるも、シュートはバーを大きく越えてしまう。

 1点リードのアウクスブルクは、42分がクリスラン・マツィマがコーナーキックから、アディショナルタイムにはマリウス・ヴォルフがカウンターからゴールを沈め、3点リードで試合を折り返す。

 反撃を試みるフライブルクは57分にPKを奪取。これをヴィンチェンツォ・グリフォが成功させ、2点差に迫る。
そして70分、ユリアン・シュスター監督は鈴木の交代を決断し、マーリン・ロールを投入する。その後も、ゴールを目指すフライブルクだったが、得点を挙げることはできず。前半の3失点が響き、ホーム開幕節での勝利とはならなかった。

 フライブルクは次節、31日にアウェイでケルンと対戦。アウクスブルクは30日に“王者”バイエルンをホームで迎え撃つ。

【スコア】
フライブルク 1-3 アウクスブルク

【得点者】
0-1 32分 ディミトリス・ヤヌリス(アウクスブルク)
0-2 42分 クリスラン・マツィマ(アウクスブルク)
0-3 45分+2分 マリウス・ヴォルフ(アウクスブルク)
1-3 58分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(PK/フライブルク)
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