昨季のミランは開幕から不安定なパフォーマンスが続き、8シーズンぶりに欧州の大会への出場権を逃した。
対するクレモネーゼは昨季、プレーオフを制してセリエA昇格を果たした。ミランとのリーグ開幕戦では、どのような戦いぶりを見せるか。
立ち上がりからボールを支配するミランだったが、先制したのはクレモネーゼ。28分、左サイドからアレッシオ・ゼルビンがボックス内めがけてインスイングのクロスを上げると、フェデリコ・バスキロットがヘッドでシュートを叩き込んだ。
1点を追うミランは前半アディショナルタイム1分、ペルヴィス・エストゥピニャンがボックスの深い位置からファーサイドにクロスを上げ、ストラヒニャ・パヴロヴィッチが頭で叩きつけるようにゴールを決め、同点に追いついた。
後半、先に得点したのはクレモネーゼだった。61分、敵陣でバスキロットがボールを奪うと、ジュゼッペ・ペッツェッラがクロス。フェデリコ・ボナッツォーリがジャンピングボレーでゴールニアサイドに突き刺した。
刻一刻と試合が進むなか、1点ビハインドのミランはクレモネーゼの堅い守備をなかなか崩し切ることができない。
結局、試合はこのまま終了。
次節は29日に行われ、ミランはアウェイでレッチェと、クレモネーゼはホームで同じ昇格組のサッスオーロとそれぞれ対戦する。
【スコア】
ミラン 1-2 クレモネーゼ
【得点者】
0-1 28分 フェデリコ・バスキロット(クレモネーゼ)
1-1 45+1分 ストラヒニャ・パヴロヴィッチ(ミラン)
1-2 61分 フェデリコ・ボナッツォーリ(クレモネーゼ)
【ハイライト】ミランvsクレモネーゼ