韓国代表FWソン・フンミンと元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、今夏のメジャーリーグ・サッカー(MLS)移籍後初得点を記録した。

 10年に渡り在籍したトッテナム・ホットスパーで数々の功績を残したソンは、今夏にMLS史上最高額の2000万ポンド(約39億円)を超える移籍金でロサンゼルスFCに加入。
デビューから2試合連続で得点に絡んでいたなか、23日のダラス戦で初得点を記録した。

 LAFCがペナルティエリア手前で獲得したフリーキックのキッカーを務めると、ソンは狙い澄ました一撃をゴール左上に突き刺して先制点を記録した。しかし、チームはその後に追いつかれて1-1のドローに終わった。

 ソンは試合後、「まだ2週間ちょっとしか経っていないけど、どの瞬間も楽しんでいるよ。MLSのために、そしてLAFCのために初ゴールを決めることができてうれしい。でも僕にとって重要なのはチームが勝ち点『3』を獲ることだ。それができなくて本当に、本当に残念だよ」とコメントを寄せた。

 一方、育成年代も含めて四半世紀に渡りバイエルン一筋でプレーしたミュラーは、今夏の契約満了に伴ってホワイトキャップスに加入。FIFAワールドカップブラジル2014王者の35歳は、セントルイス・シティ戦で加入後初先発を飾った。

 ホワイトキャップスのGK高丘陽平も出場した一戦は、セントルイスが2度リードするが、ホワイトキャップスが2度追いつき、同点で終盤を迎える。すると後半アディショナルタイム14分、味方の獲得したPKをミュラーが決めて、土壇場でホワイトキャップスが逆転成功。ミュラーの移籍後初得点が決勝点となり、ホワイトキャップスは3-2で勝利した。



【ゴール動画】2人の生ける伝説がMLS初得点!



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