ボルシアMGは23日、ドルトムントからアメリカ代表MFジョバンニ・レイナを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、ボルシアMGはレイナと2028年6月30日までとなる3年契約を締結。
移籍金は明らかになっていないが、ドイツ紙『ビルト』によると、700万ユーロ(約12億円)ほどの移籍金に15パーセントの売却条項が付随する契約で両クラブは合意したという。

 現在22歳のレイナは2019年夏にニューヨーク・シティからドルトムントの下部組織に加入した。2020年1月には17歳でトップチームデビューを果たし、公式戦通算147試合出場で19ゴール18アシストを記録。また、2020年11月には17歳でアメリカ代表デビューも果たし、通算32試合出場で8ゴール5アシストを記録している。

 2023-24シーズン後半戦にはノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍も経験。昨夏にドルトムントに復帰し、2024-25シーズンは負傷離脱していた期間もあり、公式戦26試合出場で2ゴール1アシストを記録するにとどまっていた。

 移籍が決定したレイナはボルシアMGの公式サイトで「ボルシアMGは素晴らしいビッグクラブだ。移籍が成立したことをとても嬉しく思っている。ここにいる全員と知り合って、今後の試合に一緒に臨むことを楽しみにしている」と意気込みのコメントを発表している。
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