プレミアリーグ第2節が24日に行われ、クリスタル・パレスとノッティンガム・フォレストが対戦した。

 2025-26シーズンのプレミアリーグは先週に開幕。
クリスタル・パレスはチェルシーとのアウェイゲームをスコアレスドローで終えたが、ノッティンガム・フォレストはブレントフォードに3-1と快勝し、白星スタートを切っていた。

 初勝利を狙うクリスタル・パレスは、“エース”のエベレチ・エゼがアーセナルへ旅立った影響もあり、2シャドーの一角にジャスティン・デベニーを起用。マルク・グエイ、アダム・ウォートン、ジャン・フィリップ・マテタといった面々もスタメンに入ったが、プレミアリーグ開幕前に行われたコミュニティシールドのリヴァプール戦で、右ひざ付近を負傷した鎌田大地は、2試合連続で欠場している。対するノッティンガム・フォレストは、開幕戦と同様のスターティングメンバーを並べたが、新加入のドウグラス・ルイス、ジェームズ・マカティー、オマリ・ハッチンソンらがベンチに入った。

 試合はスコアレスのまま時計の針が進んだものの、前半も終盤に差し掛かった37分に均衡が破れる。クリスタル・パレスの左サイドを駆け上がったタイリック・ミッチェルからのクロスボールは跳ね返されたものの、こぼれ球を拾ったウィル・ヒューズがウォートンへ繋ぎ、ボックス右のダニエル・ムニョスにボールが渡ると、フリーになったイスマイラ・サールが中央への折り返しをダイレクトで沈める。クリスタル・パレスが先手を取って前半を終えた。

 ノッティンガム・フォレストも後半に入ると反撃の狼煙を上げる。57分、ゴールキックの場面でGKマッツ・セルスからのパスを受けたムリージョが、浮き球のボールを送ると、前線でうまくボールを収めたダン・ンドイが最終ラインを破るスルーパスを通す。背後をとったカラム・ハドソン・オドイが冷静にゴールネットを揺らし、試合は振り出しに戻った。

 後半アディショナルタイムには、スルーパスに抜け出したイゴール・ジェズスに決定機が到来したが、左足から放たれたシュートは無常にも右ポストに直撃し、ノッティンガム・フォレストは逆転ならず。試合はこのままタイムアップ。
クリスタル・パレスは前節に続くドローとなった一方で、ノッティンガム・フォレストとしては連勝スタートを逃す結果となった。

 この後、クリスタル・パレスは28日にカンファレンスリーグ(ECL)予選・プレーオフのフレドリクスタ戦が控えている。一方、ノッティンガム・フォレストは31日、次節のプレミアリーグでウェストハムをホームに迎える。

【スコア】
クリスタル・パレス 1-1 ノッティンガム・フォレスト

【得点者】
1-0 37分 イスマイラ・サール(クリスタル・パレス)
1-1 57分 カラム・ハドソン・オドイ(ノッティンガム・フォレスト)
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