レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に現地メディアから一定の評価が与えられている。

 ラ・リーガ第2節が24日に行われ、レアル・ソシエダはエスパニョールと対戦。
前半に2失点を喫したものの、61分にアンデル・バレネチェアのゴールで1点を返すと、69分には久保も絡んだ流れから最後はオーリ・オスカルソンが同点弾を決め、試合はこのまま2-2のドローに終わった。

 試合後、選手採点を発表したスペイン紙『エル・デスマルケ』は、この試合にフル出場した久保に「5.5」点をつけ、「サイドで積極的にシュートやクロスを試みたものの、決定力に欠けていた。関与は断続的だった」と綴っている。

 一方、この試合の選手総評を発表したスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は久保を「挑発的」と評し、「彼にとって最高の試合ではなかったが、重要な役割を果たした。パスを受けるたびに変化が生まれ、相手に緊張感を与えたり、ミスを誘ったりしていた。序盤には右足でのチャンスがあり、完璧とは言えない足でも良いクロスを供給し、終盤には攻撃の渦に加わった」と評価している。

 また、スペイン紙『アス』の総評でも「前半は挑んだものの、エスパニョールにスペースをうまくカバーされ、目立つことはできなかった。後半は得点こそなかったものの、持ち前の実力を発揮し、攻撃で違いを生み出した」と記されている。


【ハイライト動画】レアル・ソシエダvsエスパニョール

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