なお、契約期間や移籍金などについては明らかになっていないが、イタリアメディア『スカイスポーツ』は1950万ユーロ(約34億円)で両クラブが合意したことを伝えている。
現在22歳のロウはノリッジの下部組織出身選手で、2021年12月にはトップチームデビューを果たし、同クラブ史上最年少のプレミアリーグ出場選手になった。2024年8月にレンタル移籍でマルセイユに加入。昨シーズンは公式戦30試合出場で3ゴール3アシストを記録し、今夏に完全移籍となっていた。また、今夏に開催されたUEFA U-21欧州選手権2025ではU-21イングランド代表として全6試合に出場して連覇に貢献していた。
しかし、今月15日に行われたリーグ・アン第1節のレンヌ戦(●0-1)後にロッカールームで問題が発生。ロウはフランス代表MFアドリアン・ラビオと激しい口論を繰り広げた模様で、その後にマルセイユは「容認できない行動」があったとして両選手を移籍リストに加える処分を下したことが明らかになっていた。
これにより、移籍先を探すことになっていたロウは、キャリアで初めてセリエAに挑戦することが決定した。