アトレティコ・マドリードに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーにプレミアリーグ復帰の可能性が浮上しているようだ。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 現在25歳のギャラガーはチェルシーの下部組織出身で、2019-20シーズンにレンタル先のチャールトンでプロデビューを飾った。スウォンジーやウェスト・ブロムウィッチ、クリスタル・パレスでも武者修行を積むと、2022年夏にはチェルシーへ帰還。昨年夏にはアトレティコ・マドリードへ活躍の場を移し、ここまで公式戦通算52試合出場4ゴール6アシストという成績を残している。

 報道によると、昨シーズンのFAカップ王者であり、日本代表MF鎌田大地も所属するクリスタル・パレスがギャラガーの獲得に興味を示しているとのこと。「10番」を背負い中心選手として活躍していたイングランド代表MFエベレチ・エゼがアーセナルへ移籍したことを受け、中盤に即戦力を補強したいと考えており、ギャラガーのレンタルが選択肢として浮上しているようだ。

 ギャラガーは2021年夏から1年間クリスタル・パレスでプレーし、パトリック・ヴィエラ監督(現:ジェノア)の下で公式戦39試合出場8ゴール5アシストと躍動した。アトレティコ・マドリードは今夏のレンタルを検討していない一方で、選手本人はクリスタル・パレス復帰に前向きとも報じられている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、クリスタル・パレスがギャラガーの復帰を画策していると指摘。現時点で合意には達していないものの、アトレティコ・マドリードとの間で初期の交渉が行われたようだ。
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