FIFAクラブワールドカップ2025を制覇したチェルシーは今夏の移籍市場でブラジル代表FWジョアン・ペドロ、イングランド代表FWジェイミー・バイノー・ギテンス、オランダ代表DFヨレル・ハトら即戦力を補強。一方、イングランド代表FWノニ・マドゥエケ(現:アーセナル)やポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(現:アル・ナスル)らを売却しており、ジャクソンも退団が濃厚と見られている。
新天地候補として浮上しているのがバイエルン。ドイツ代表FWニック・ウォルトメイドの獲得を目指している同クラブだが、シュトゥットガルトとの交渉は難航しており、現在は“プランB”としてジャクソンへの関心を強めているという。報道によると、選手本人とは契約内容や条件について基本合意に達しており、チェルシーとの交渉も継続中とのこと。バイエルンとしてはレンタルでの獲得を目指しており、買い取りオプションが付随する可能性もあるようだ。
なお、ジャクソンに対してはビジャレアル時代の“恩師”ウナイ・エメリ監督が率いるアストン・ヴィラや、センターフォワード(CF)の補強を画策しているニューカッスルも依然として関心を寄せているようだ。
現在24歳のジャクソンは2023年夏にビジャレアルからチェルシーに加入し、ここまで公式戦通算81試合で30ゴール12アシストをマーク。現行契約は2033年6月末まで残されているが、J・ペドロやイングランド人FWリアム・デラップの加入に伴い序列が低下しており、今夏の退団が濃厚と報じられている。