FIFAクラブワールドカップ2025終了後にレアル・マドリードを退団し、無所属の状態が続いていたバスケスだが、新天地はレヴァークーゼンになるようだ。移籍市場に精通するロマーノ氏は、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、ここ数時間で交渉が急速に進展しフリートランスファーでの加入で合意に達したと指摘。すでにメディカルチェックも実施済みで、現地時間26日に契約が締結される予定だという。
現在34歳のバスケスはレアル・マドリードの下部組織出身で、エスパニョールへのレンタルから復帰した2015-16シーズンにトップチームデビューを飾った。左右のウイング(WG)や右サイドバック(SB)を主戦場に、クラブ通算で公式戦通算402試合に出場し38ゴール73アシストをマーク。5度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含め、合計23個のタイトルを獲得した。
バスケスの加入が決定的となったレヴァークーゼンは2023-24シーズンに史上初のブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げたものの、当時の主力メンバーが今夏に次々と流出。ドイツ代表DFヨナタン・ター(現:バイエルン)やオランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(ともに現:リヴァプール)、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現:サンダーランド)が新天地を求めた。
一方、補強面ではオランダ代表GKマルク・フレッケンやイングランド代表DFジャレル・クアンサー、アメリカ代表MFマリク・ティルマン、アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリらを獲得している。