昨シーズン限りでレスターを退団した元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディに、セリエAのクレモネーゼが関心を寄せているようだ。25日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。


 現在38歳のヴァーディは、2012年夏にフリートウッド・タウンからレスターへと完全移籍。2015-16シーズンには11試合連続ゴールのプレミアリーグ新記録を樹立し、クラブを“奇跡”のリーグ制覇に導いた。2019-20シーズンにプレミアリーグで得点王に輝き、以降もレスターの絶対的なエースとして君臨。在籍した13年間で公式戦500試合出場200ゴール53アシストをマークし、昨シーズン限りで同クラブに別れを告げた。

 レスター退団以降は無所属が続くヴァーディ。セルティックやナポリなどからの関心が噂されるヴァーディだが、『スカイ』は同選手が今季からセリエAに復帰を果たしたクレモネーゼへの移籍を検討中と報道。「これは彼に提示されている複数の選択肢の一つ」とヴァーディに対して数多くのオファーが届いていると指摘しつつ、セリエA“昇格組”への移籍の可能性を報じている。

 その一方、ヴァーディに決断への焦りはなく、フリーであることから移籍市場の締め切り前に契約を結ぶ必要性も感じていない模様。しかし、昇格組であるクレモネーゼのプロジェクトには強い興味を示しており、自身のキャリアと重なる“アンダードッグ物語”に魅力を感じているという。
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