名古屋グランパスは27日、観戦者の違反行為に対する処分を発表した。

 発表によると、23日に行われた2025明治安田J1リーグ第27節の川崎フロンターレ戦において、名古屋グランパス試合運営管理規程等に違反する行為があったという。


 なお、行為の内容については「試合終了直後、メインスタンド内において、名古屋グランパスを応援する当該者1名が警備員の胸あたりを手のひらで押す行為をおこなった」として、当該者1名に対して事実確認を行った後、名古屋が出場するJリーグ公式戦のホームゲームおよびアウェイゲームへの無期限の入場禁止(天皇杯、プレシーズンマッチなどJリーグまたはクラブ主催の試合興行も含む)処分を下したことを明らかにした。

 これを受け、名古屋は「今回の事象を重く受け止め、あらためてセキュリティの強化や運営の見直しなどを行い、より一層安心・安全なスタジアム運営に努めてまいります。スタジアムにご来場いただく皆さまにおかれましても、観戦におけるルールを遵守いただきますようあらためてご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします」と声明を発表している。
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