天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・準々決勝が27日に行われ、SC相模原とヴィッセル神戸が対戦した。

 ここまでジュビロ磐田川崎フロンターレブラウブリッツ秋田を撃破して快進撃を続けるSC相模原。
J3クラブの最高成績に並ぶ4強入りを目指すなか、ホームに迎え撃つのは昨季の天皇杯王者であるヴィッセル神戸だ。“勢い”と“地力”がぶつかり合う一戦が、『レモンガススタジアム平塚』でキックオフを迎えた。

 試合は15分にセットプレーの流れから加藤大育の得点で相模原が先制したものの、神戸も30分に小松蓮がヘディングで同点弾を奪取。以降は一進一退の攻防が続き、1-1で90分間が終了。白熱したゲームは延長戦に突入する。115分には相模原が決定機を作ったものの、福井和樹のクロスを高野遼が決めきれず。120分間でも決着はつかず、勝負はPK戦に委ねられた。

 相模原の先攻で始まったPK戦は、1番手を務めた高野のキックをGK新井章太がストップ。神戸はエリキが決め切り、リードを奪う。2番手と3番手は両チームが成功したが、4番手は相模原が失敗、最後はパトリッキが成功し、神戸がPK戦を制した。準決勝は11月16日に行われ、神戸はサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
SC相模原 1-1(PK:2-4) ヴィッセル神戸

【得点者】
1-0 15分 加藤大育(SC相模原)
1-1 30分 小松蓮(ヴィッセル神戸)
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