プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、ライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズに関心を寄せているようだ。27日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。


 現在22歳のX・シモンズは、2019年7月にバルセロナのカンテラからパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に加入。2022年6月にPSVへと完全移籍したが、翌年7月に買い戻され、同シーズンはレンタル先のライプツィヒでプレーした。2025年1月には完全移籍へ移行し、ここまでの在籍約2年間で公式戦78試合出場22ゴール22アシストを記録。16日に行われたザントハウゼン(ドイツ4部)とのDFBポカール1回戦でも1ゴール1アシストをマークした。

 今夏の移籍市場では数多くのビッグクラブから関心を集め、世界屈指の“若手注目株”に成長したX・シモンズ。そんな同選手には特にチェルシーが強い興味を示していると噂されており、獲得に向けて約6000万ユーロ(約103億円)の移籍金を準備中と報じられている。そうしたなか『ビルト』は、新たにトッテナムがX・シモンズの争奪戦に参加したと主張。本人もプレミアリーグへの移籍を希望していると指摘しつつ、トッテナムが同選手について問い合わせを行ったと説明した。

 一方、現時点でいずれのクラブからも正式なオファーは届いていない模様。チェルシーとは数週間前から個人合意に達していたものの、クラブ間での移籍交渉は難航しており、様々な理由から成立の可能性は低くなっているという。果たしてX・シモンズの移籍は実現するのだろうか。
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