コビー・メイヌーやマヌエル・ウガルテ、マテウス・クーニャ、ベンヤミン・シェシュコらが先発出場したマンチェスター・ユナイテッドは、22分に中盤でのボールロストからカウンターを浴びて先制点を献上。
ルベン・アモリム監督は後半開始からブライアン・ムベウモ、ブルーノ・フェルナンデス、マタイス・デ・リフトを投入。75分に右サイドから仕掛けたムベウモが左足の見事なコントロールショットを流し込むと、89分にはCKからマグワイアがヘディングシュートを沈めて土壇場で試合を振り出しに戻す。しかし、キッカーが一巡したPK戦を11-12で落としてまさかの敗退。試合後にはグリムズビーのファンがピッチになだれ込み、会場はお祭り騒ぎとなった。
多くの主力メンバーが出場しながらも、4部相手に屈辱の敗北を喫したマンチェスター・ユナイテッド。データサイト『Squawka』によると、同クラブがカラバオカップで4部リーグ所属チームの敗れたのは史上初とのこと。アモリム体制2年目の今シーズンはプレミアリーグと合わせてここまで公式戦3試合を消化し未勝利と苦しい状況が続いている。
昨シーズンのリーグ戦を15位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)決勝でトッテナム・ホットスパーに敗れたことにより、今シーズンは欧州コンペティションの出場権がないマンチェスター・ユナイテッド。“国内集中”体制の中、早くもカラバオカップから姿を消すこととなってしまった。
【ハイライト動画】マンUが4部グリムズビーにPK戦で敗れる…カラバオ杯敗退