チェルシーに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクは、今夏の移籍市場でミランに完全移籍することとなりそうだ。複数のイタリアメディアが28日に報じた。


 今夏のチェルシー退団が確実視されていたエンクンクは、古巣のライプツィヒを筆頭に、インテルやバイエルンなど、複数のクラブからの関心が報じられていた。だが、今回の報道によると、新天地はミランで決定的となったようだ。

 ミランは今夏の移籍市場において、アタッカーの新戦力確保を目指しており、一時はレヴァークーゼンに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイスの加入が濃厚だと報じられていた。しかしながら、ボニフェイスはミランのメディカルチェックを通過できず、土壇場で交渉は破談。このような背景から、次はスポルティングに所属するU-21デンマーク代表FWコンラッド・ハーダーの獲得を目指していたが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、交渉がまとまりかけていたなかでスポルティングが要求額を引き上げ、交渉はストップしていたという。

 このような状況を受けて、ミランはエンクンクにターゲットを変更。『コッリエーレ・デッロ・スポルト』によると、エンクンクは2030年6月30日までの5年契約で個人合意に達し、残すはクラブ間合意のみという状況だった。そして28日、『スカイ・イタリア』などの複数のメディアによって、クラブ間合意が伝えられた。報道によると、ミランは3700万ユーロ(約64億円)の移籍金と500万ユーロ(約9億円)のボーナス、最大4200万ユーロ(約72億円)を用意したようだ。近日中にも正式発表される可能性が高いと見られる。

 現在27歳のエンクンクはパリ・サンジェルマン(PSG)のアカデミー育ちで、ライプツィヒで2022-23シーズンにブンデスリーガ得点王を獲得するなど活躍し、2023年夏に5300万ポンド(現在のレートで約105億円)の移籍金でチェルシーへ完全移籍。しかし、加入直後からケガの影響で長期離脱を余儀なくされ、2024-25シーズンは公式戦48試合の出場で15ゴール5アシストを記録したものの、うち23試合が途中出場と、“バックアッパー”として過ごす時間が長かった。



【ハイライト動画】エンクンク、クラブW杯のベンフィカ戦では貴重な勝ち越しゴールも



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