プレミアリーグ第1節でバーンリーを3-0で下していたトッテナム・ホットスパーは23日、第2節でマンチェスター・シティのホームに乗り込んだ。試合序盤はマンチェスター・シティのチャンスも目立ったものの、トッテナム・ホットスパーは35分、右サイドを抜け出したブラジル代表FWリチャーリソンからの折り返しをウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンが押し込み、先制に成功。続く前半アディショナルタイムには、最前線でマンチェスター・シティのビルドアップを引っ掛けると、最後はパリーニャが押し込み、追加点を記録する。最終的には2-0でタイムアップを迎え、トッテナム・ホットスパーは今季のプレミアリーグで連勝スタートを切っていた。
今夏にバイエルンから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したパリーニャは、UEFAスーパーカップのパリ・サンジェルマン戦(●2-2/PK戦:5-6)では先発に名を連ねていたものの、開幕戦のバーンリー戦で終盤からピッチに立っており、マンチェスター・シティ戦はトッテナム・ホットスパーの選手としては初のプレミアリーグでのスタメン出場だった。前記のゴールシーンはもちろんのこと、トッテナム・ホットスパー内で最多のデュエル勝利数とタックル数を記録するなど、中盤での力強さを存分に発揮。見事、プレイヤー・オブ・ザ・マッチウィークに輝いた。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチウィークは週間MVPのような位置付けで、ファン投票によって決定する。第1節のプレイヤー・オブ・ザ・マッチウィークはリチャーリソンが受賞しており、2週連続でトッテナム・ホットスパーから受賞選手が生まれることとなった。
なお、パリーニャは33%の得票率を記録。次いで2位は、リヴァプールの最年少得点記録を塗り替えたU-17イングランド代表FWリオ・ングモハで、得票率は22%となった。以降は、アーセナル所属のオランダ代表DFユリエン・ティンバーが17%、チェルシー所属のブラジル代表FWジョアン・ペドロが12%、アーセナル所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュが8%、エヴァートン所属のイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが6%と続いている。
【動画】プレミアリーグ第2節の週間MVPが発表!