セリエA第2節が30日に行われ、パルマ・カルチョとアタランタが対戦した。

 今季初戦となったコッパ・イタリア1回戦を勝利で飾ったパルマ。
しかし、リーグ開幕節のユヴェントス戦は0-2で敗れ、新シーズンのセリエA初白星はお預けとなった。続く第2節では、イヴァン・ユリッチ新監督率いるアタランタと激突。ホームで迎える一戦に、日本代表GK鈴木彩艶は先発出場を果たしている。

 試合はパルマ・カルチョがスムーズな入りを見せ、鈴木も足元の技術を生かしながら積極的にビルドアップへと参加。16分には最後尾からハーフウェイラインまで鋭い縦パスを送るなど、攻撃面で存在感を発揮する。

 しかし、19分にはパルマのミスによってアタランタが決定機を創出。パルマが自陣で短く繋いでいくが、GK鈴木からパスを受けたマンデラ・ケイタが相手のプレスを受けボールをロストしてしまう。こぼれ球を拾ったジャンルカ・スカマッカがすぐさまゴールを狙ったものの、GK鈴木の頭上を超えたシュートはポストに弾かれた。

 一方のパルマも、44分にアタランタを脅かす。GK鈴木が左サイドにフィードを送り、ボールを受けたラウタロ・バレンティがドリブルでライン際を持ち運ぶ。浅い位置から蹴り込んだクロスは相手にクリアされるが、ペナルティエリア手前でアドリアン・ベルナベがセカンドボールを回収。ハーフボレーで豪快に左足を振ったものの、枠を捉えた一撃はGKマルコ・カルネセッキに防がれた。


 後半はアタランタが主導権を握るが、パルマも粘り強い守備で攻撃をシャットアウト。互いに目立ったチャンスを作れない時間が続き、勝負は終盤戦へと突入する。次第に展開がオープンとなるなか、77分にはDFラインの背後に抜けたボールにGK鈴木が反応。鋭い飛び出しでピンチを未然に防いでいく。

 そうしたなか、直後の79分にアタランタがスコアを動かす。右サイドの浅いエリアからマルテン・デ・ローンがアーリークロスを供給。ファーで待つイサク・ヒエンが頭で折り返し、浮き球をめぐってゴール前で混戦が発生する。ボールをキープしたニコラ・クルストヴィッチが丁寧に落とすと、ボックス手前でマリオ・パシャリッチが右足を一閃。グラウンダーのミドルシュートが互いの選手をすり抜けながらネットを揺らし、アタランタが先制した。

 対するパルマも85分に反撃。左サイドでフリーキックを得ると、キッカーを務めたエマヌエーレ・ヴァレーリがインスイングのクロスを入れる。エンリコ・デル・プラートのヘディングはGKに弾かれたものの、こぼれ球に詰めていたパトリック・クトローネが同点弾をマーク。
パルマがスコアを振り出しに戻した。

 結局、そのまま試合は1-1で終了。両者1ポイントずつを分け合った。次節、パルマは13日にアウェイでカリアリと対戦。アタランタはその翌日にホームでレッチェと対戦する。

【スコア】
パルマ・カルチョ 1-1 アタランタ

【得点者】
0-1 79分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
1-1 85分 パトリック・クトローネ(パルマ・カルチョ)
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