今季初戦となったコッパ・イタリア1回戦を勝利で飾ったパルマ。
試合はパルマ・カルチョがスムーズな入りを見せ、鈴木も足元の技術を生かしながら積極的にビルドアップへと参加。16分には最後尾からハーフウェイラインまで鋭い縦パスを送るなど、攻撃面で存在感を発揮する。
しかし、19分にはパルマのミスによってアタランタが決定機を創出。パルマが自陣で短く繋いでいくが、GK鈴木からパスを受けたマンデラ・ケイタが相手のプレスを受けボールをロストしてしまう。こぼれ球を拾ったジャンルカ・スカマッカがすぐさまゴールを狙ったものの、GK鈴木の頭上を超えたシュートはポストに弾かれた。
一方のパルマも、44分にアタランタを脅かす。GK鈴木が左サイドにフィードを送り、ボールを受けたラウタロ・バレンティがドリブルでライン際を持ち運ぶ。浅い位置から蹴り込んだクロスは相手にクリアされるが、ペナルティエリア手前でアドリアン・ベルナベがセカンドボールを回収。ハーフボレーで豪快に左足を振ったものの、枠を捉えた一撃はGKマルコ・カルネセッキに防がれた。
後半はアタランタが主導権を握るが、パルマも粘り強い守備で攻撃をシャットアウト。互いに目立ったチャンスを作れない時間が続き、勝負は終盤戦へと突入する。次第に展開がオープンとなるなか、77分にはDFラインの背後に抜けたボールにGK鈴木が反応。鋭い飛び出しでピンチを未然に防いでいく。
そうしたなか、直後の79分にアタランタがスコアを動かす。右サイドの浅いエリアからマルテン・デ・ローンがアーリークロスを供給。ファーで待つイサク・ヒエンが頭で折り返し、浮き球をめぐってゴール前で混戦が発生する。ボールをキープしたニコラ・クルストヴィッチが丁寧に落とすと、ボックス手前でマリオ・パシャリッチが右足を一閃。グラウンダーのミドルシュートが互いの選手をすり抜けながらネットを揺らし、アタランタが先制した。
対するパルマも85分に反撃。左サイドでフリーキックを得ると、キッカーを務めたエマヌエーレ・ヴァレーリがインスイングのクロスを入れる。エンリコ・デル・プラートのヘディングはGKに弾かれたものの、こぼれ球に詰めていたパトリック・クトローネが同点弾をマーク。
結局、そのまま試合は1-1で終了。両者1ポイントずつを分け合った。次節、パルマは13日にアウェイでカリアリと対戦。アタランタはその翌日にホームでレッチェと対戦する。
【スコア】
パルマ・カルチョ 1-1 アタランタ
【得点者】
0-1 79分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
1-1 85分 パトリック・クトローネ(パルマ・カルチョ)